二人目不妊は一人目の不妊治療とは違う

一人目の出産を終え、二人目の妊娠したいと思っても二人目不妊になってしまう人がいます。
二人目不妊の場合、どういった点が一人目の不妊と違うのでしょうか。

二人目不妊とはどんなものか

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二人目不妊とは

不妊とは、子どもを作ろうと思っても1年以上妊娠しない状態をいいます。
女性の体は、出産してから授乳をしている期間は、妊娠しにくい体になっています。
そのため、二人目不妊とは、授乳の時期が終わってから、子どもを作ろうとして1年以上妊娠できない状態をいいます。

不妊の原因として考えられるもの

不妊の原因としは、男女どちらも可能性は半々とされています。
女性の場合、排卵に異常があることや、卵管が詰まっていたりして受精できないなどです。
男性の場合、精子に異常があるということが一番多くなっています。
不妊の原因というのは、わかればいい方で、原因不明の不妊に悩まされている人がかなりいます。

二人目不妊が一人目と違う点

年齢

一人目を妊娠したときから、少なくとも3年程度は経過していることでしょう。
カップルがどとらも年齢を重ねているので、妊娠する力も弱まっています。

新たな不妊原因

二人目不妊 不妊原因

一人目の出産をした時に、新たな不妊の原因ができてしまっていることがあります。
特に、帝王切開での出産の場合、悪影響がある可能性が上がります。
帝王切開は、お腹を開いて子どもを取り出します。
その時にできた傷が治る時に、他の臓器などとくっついてしまうことがあります。
子宮の形に異常が出たりすると、精子や卵子の通り道を塞いでしまいます。

また、クラミジア等の感染症にかかった場合も不妊の原因として考えられます。
こちらも、子宮内で癒着を起こすなど、妊娠において悪影響があります。

一人目の子

二人目不妊 一人目

当然一人目の子どもの世話が必要になります。
とても手のかかる時期になるので、体力的に負担が大きくなります。

不妊治療に取り組むときにも、考えなければならないことがあります。
まず、経済的な側面です。
不妊治療には、お金がかかります。
不妊治療にお金を使えば使うだけ、一人目の子のための養育費が減っていくという問題があります。

次に、不妊治療を受ける病院でのことです。
不妊治療では、第一子を授かることができない人たちが多くいます。
そのため、病院に子どもを連れて行くということに、精神的な抵抗が出てしまうのです。

ストレス

二人目不妊 ストレス

ストレスの種類も二人目不妊のときは違ってきます。
一人目を妊娠できないと、精神的にはどんどん追い込まれていってしまうこともあります。
一人目の子がいると、そのことにより気を使わなければいけないことが増えます。
そういう意味で、ストレスはあります。
しかし、もう子どもがいることによる安心感はあるのではないでしょうか。

まとめ

二人目不妊とは、授乳の時期が終わって1年以上妊娠できない状態です。
一人目が妊娠できない場合とは、さまざまな違いがあります。
身体的にも、精神的にも不妊になる可能性は上がっているのです。
こういった点を一つ一つ解決しながら、二人目不妊を解消していく必要があります。

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