不妊の原因はどこにある?
まず、しっかり知っておいて欲しいことがあります。
妊娠を望んでいるにも関わらず1年以上子供を授かれない状態を不妊と言います。
専門病院にいくことで、不妊の原因をチェックする検査を受けることができます。
WHOによる不妊の原因調査に以下のようなものがあります。
性別による不妊原因所在(WHO)
女性のみ:41%
男女双方:24%
男性のみ:24%
原因不明:11%
意外にも男性が不妊の原因の多く(48%)を占めていることが確認できます。
不妊の原因、不妊治療は女性に限った話ではなく、男性も含めたカップルの問題ということが言えます。
女性の不妊原因について
女性が不妊の原因を抱えている割合はWHOの調査によると65%となります。
妊娠プロセスにおいて、女性の体内で起こっていることはとても神秘的、かつ複雑なものになります。
それゆえに、女性の不妊原因となるとさまざまな可能性が考えられます。
有名なものだけでも以下のようなものがあります。
- 排卵障害
- 卵管障害
- 子宮内膜症
- 着床障害
- 子宮頸管因子
- 抗精子抗体
- 性交障害
- 不育症
男性の不妊原因について
女性の不妊の原因と比べると男性の不妊の原因は比較的シンプルです。
簡単に言ってしまうと、射精がうまく行われない、または射精された精液内の精子のコンディションが良くないということになります。
男性側に不妊の原因があるかどうかの検査に関しは、精液検査を行うだけでかなり多くのことが分かります。
精液検査となると、ためらう気持ちも分かりますが、パートーナーの女性の為にもご自身の望んでいる妊娠の可能性を高める為にも、一度受けてみることをお勧めします。
まとめ
不妊検査を受けることによっておよそ9割のケースでは、何かしらの原因が見つかります。
不妊治療は、正しい原因の特定なくして効果的に進めることができません。
不妊の期間が長い人(1年以上が目安)や、女性が35歳を超えてくるようなカップルはなるべく早めに病院で検査を受け、不妊の原因を調べましょう。