流産の原因は母体にはない!

流産になってしまった妊婦は、自分を責めてしまいます。
しかし、偶然の染色体異常が起こることで、流産は避けられないことがあります。
流産やその原因を詳しく見ていきましょう。

流産について

流産 原因

流産とは

流産とは、妊娠22週より前に妊娠を中断していしまうことをいいます。
全妊娠の中で、約15%の割合で起こるとされています。
流産の時は、初めに生理痛に似た下腹部の痛みと出血があります。
ほとんどの場合で、出血と一緒にレバーのような血の塊が出ます。

習慣流産

連続して3回以上流産を繰り返してしまうことを、習慣流産といいます。
そもそも一定の確率で、染色体異常があるので、流産自体は起こってしまうものです。
しかし、連続して流産が続くようなら、何か不妊の原因があるかもしれません。
男性、女性どちらも検査を受けて、原因を探っていったほうがいい可能性があります。

不妊 注意 流産

染色体異常

偶然の染色体異常

妊婦が高齢になってくると、卵子の染色体に異常が多くなってきます。
染色体の異常は、そのまま赤ちゃんの染色体異常になります。
妊婦が高齢になればなるほど、染色体異常の可能性が上がります。
そのため、高齢出産が増えると、流産の数も増えていきます。

偶然でない染色体異常

染色体異常 流産 原因

数は多くありませんが、性別に関係なく染色体異常を持っている人がいます。
男性は精子に、女性は卵子に染色体異常を持っているのです。
染色体異常があるかどうかは、病院の検査で調べることができます。
気になる人は、病院に行って調べてもらうと良いでしょう。

染色体異常のある受精卵のその後

ダウン症

染色体異常を持った赤ちゃんの中で、ダウン症の場合は生まれてくる可能性が他より高いです。
人間の染色体は、普通は23対46本あります。
ダウン症の人は、23対の中で21番目の染色体が通常の1対2本ではなく、1対3本になります。
染色体の合計が47本となってしまい、ダウン症を発症してしまうのです。

また、ダウン症は合併症として心臓の病気にかかりやすくなります。

ダウン症以外の染色体異常

ダウン症以外の染色体異常の場合、ほとんどが生まれることができずに流産になってしまいます。
育つだけの力のない受精卵なのです。

不妊治療と流産

不妊治療 流産

近年は、流産が増えています。
不妊治療の増加は、流産が増えている理由の一つです。
人工授精などは、自然には妊娠しないはずのところを、人工的に行います。
自然に妊娠しようとする場合、精子は淘汰されて本来条件が適していないと妊娠できないようになっています。
その精子の競争ともいえる部分がなくなります。

妊娠に至る過程が自然妊娠と異なり、影響があるようです。
そのため、自然妊娠よりも流産率が高くなってしまいます。

流産の原因は母体にはない

流産 原因 母体

流産になってしまった妊婦は、自分が悪いと責めてしまいがちです。
しかし、実際の原因は、妊婦の働きすぎや運動をしすぎなどではありません。
動きすぎで流産することは、ほとんどないのです。
初期流産に関していえば、原因はほぼ受精卵の染色体に問題があります。
全妊娠の約15%は起こるといわれる、染色体異常が原因です。
そのため、妊婦が自分を攻める必要はまったくないのです。

まとめ

受精卵は、一定数で染色体異常が起こってしまいます。
染色体異常が起こると、流産にることがほとんどです。
妊婦は、流産を自分の責任だと責めてしまいがちです。
しかし、偶然起こる染色体異常は、どうしようもないことなのです。
ただし、習慣流産の場合は、病院で検査を受けて原因を調べてみる必要があります。
たとえ流産になったとしても、自分を責めすぎないようにしましょう。

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