排卵誘発剤には注射と内服薬がある

不妊治療でよく使われる薬に排卵誘発剤があります。
排卵誘発剤には注射と内服薬があります。
それぞれどんな種類の薬があり、どのような特徴があるのか詳しく見ていきましょう。

排卵誘発剤という薬について

排卵誘発剤 薬

排卵誘発剤とは

排卵誘発剤とは、その名の通り排卵を誘発する薬です。
無排卵月経などの排卵障害のある人に排卵を促進するように使います。
また、タイミング法に取り組む時に、確率を上げるために使われたりもします。
不妊治療を始めてから少し経つと利用することが多いです。

排卵誘発剤には2種類あり、内服薬タイプのものと注射薬タイプのものです。
検査を受けて人それぞれの状態によって、薬を使い分けます。
通常は、飲み薬から始めて、後からより効果の高い注射薬を使っていきます。
両タイプとも、メリットとデメリットがあります。

内服薬の特徴

クロミッド 内服薬

内服薬は穏やかに効果を発揮します。
腸から吸収されて、ゆっくりと薬が効いていきます。
副作用が少ないので、安心して使うことができます。
価格もそれほど高くないので、費用を抑えることができます。
服用方法は、生理の3〜5日目から5日間決められた時間に服用します。
そして、1週間程度で効果が現れ排卵を起こします。

注射薬の特徴

排卵誘発剤 注射

直接薬剤を投与するので、効き目は強いです。
しかし、副作用が出てしまう可能性が高くなります。
副作用は、運が悪いととても重い症状になってしまいます。
注射薬の費用は、1回1000円前後です。
人によって回数は違いますが、7〜10日ほど連続で投与しなければいけません。
そのため、内服薬よりは高額となります。
また、注射を自分で打つことはできないので、毎日の通院が必要になります。

代表的な排卵誘発剤

排卵誘発剤 代表的

クロミッド

クロミッドは、内服薬タイプの排卵誘発剤です。
クロミフェンを主成分としています。
最もよく使われていて、世界的にもスタンダードといえる排卵誘発剤です。

セキソビット

セキソビットは、内服薬タイプの排卵誘発剤です。
作用がとても弱く、クロミッドで副作用が出てしまった場合などに使います。

テルグリド

テルグリドは、内服薬タイプの排卵誘発剤です。
プロラクチンというホルモンが高くなりすぎてしまうと、高プロラクチン血症になってしまいます。
高プロラクチン血症は、排卵障害を引き起こすので対応が必要になります。
テルグリドは、プロラクチンを下げて、排卵を促す排卵誘発剤です。

排卵誘発剤 注射 

hMG注射

hMG注射の内容は、卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体化ホルモン(LH)を含んだホルモン剤です。
ホルモンを筋肉注射で直接投与することにより、強い効果ではたらきかけます。
hMG注射は、卵胞を育てるための注射です。
生理の開始から、数日続けて注射を打つことになります。

hCG注射

hCG注射は、黄体ホルモンに似たはたらきをすることで排卵を促す薬です。
こちらも、筋肉注射で直接投与することにより、強い効果ではたらきかけます。
hMG注射は、卵胞を育てていくための注射で、hCGは直接排卵を促すように作用します。

まとめ

排卵誘発剤は、その名の通り排卵を促進する薬です。
注射と内服薬の2種類があります。
どちらも、メリットとデメリットがあり、その人の状態によって薬の種類や量は変わってきます。
医師とよく話し合って、自分に合った方法を選択していきましょう。

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