妊活する人が最初に絶対知っておきたい7つのこと

妊活始めたけどイマイチ何を頑張ったらいいか分からない・・そうした悩みを払拭するべくこれから妊活する人、最近妊活を始めた人に向けて妊活のポイントをまとめました。

ポイント1:妊活は一人でするものではなく2人でするものです

妊活し始めたら誰しもができるだけ早く子供を授かりたいと思うものです。
子供を授かるために、私が頑張らなきゃ!と気負う女性が多くいますが、その考え方は間違っています。
子供がなかなか授かれない、不妊となる原因の約半数は男性にあることはあまり知られていません。
できるだけ早く妊活を終えられることが望ましいですが、場合によっては妊活は長期戦になります。
しっかりパートナーと協力して妊活に励みましょう。

ポイント2:まずは妊娠の仕組みを理解しましょう

あなたはどのようにして赤ちゃんができるか知っていますか?
妊娠の仕組みを理解せずして、妊活を始めることはできません。
卵子はどこから成長するの?精子の染色体によって子供の性別が決まる?射精された精子の寿命は?
妊娠(いのちの誕生)は本当に神秘的な出来事です。知っているようで実は知らないことが沢山あります。
まずはしっかり、妊娠の仕組みを勉強しましょう。

ポイント3:妊娠の可能性が高い日を特定しましょう

妊娠に至る可能性のある期間は女性の1生理周期の中で5日間とされています。
その5日間とは、排卵日の3日前から排卵日当日と排卵日翌日を含めた計5日間となります。
しっかり妊娠の可能性のある日にセックスを行うことで一定の妊娠率が期待できます。

こちらのグラフは、月に1回の排卵日に合わせてセックスした際の年齢別妊娠率です。
高齢になるにつれて妊娠率が低下してしまう背景には卵子の老化が主な原因としてあげられます。
自分が何歳であったとしても、しかるべきタイミング、排卵に合わせてセックスをすることで一定の妊娠確率が期待できますので、できるだけ排卵日を推測できるようにしておきましょう。

ポイント4:排卵日はどうやって推定するの?

排卵日を推定するには様々な方法があります。
一番確率の高い方法は、病院で行う超音波検査です。

超音波検査

超音波検査を行うことによって、卵子の素である卵胞のサイズを測ることができます。
卵胞のサイズは排卵日付近になると18ミリから22ミリのサイズになります。
超音波検査を実施した当日の卵胞のサイズから推定排卵日が算出されます。
超音波検査は、精度が高いというメリットがある一方で、病院まで出向かなければならない点が敬遠されがちです。

超音波検査と比べると推測の精度が若干落ちてしまうのですが、以下のような方法もあります。

排卵検査薬

排卵検査薬は、妊娠検査薬同様、通販や薬局で購入することが可能です。
一回あたりの検査費用も100円前後と手軽に行うことができます。
排卵検査薬では、尿中の黄体化ホルモンの値を計測します。
排卵日が近くなると黄体化ホルモンの値も高くなります。
排卵検査薬に尿をかけて陽性反応となると、排卵が間もなく来るというシグナルとなり24時間〜48時間後に排卵となると考えられています。

生理周期から推測

生理の周期は人によって様々です。
短い人もいれば、長い人もいます。
生理周期は人によって異なる一方で、排卵から生理までの日数は大きな個人差もなくだいたい14日と考えられています。
つまり生理周期が安定している人であれば、次の生理予定日から14日をマイナスした日が排卵予定日となります。

基礎体温の変化

生理サイクルにおいて、朝一番に計測する基礎体温がぐっと下がるって上り始めるタイミングがあります。
この体温がぐっと下がった日が排卵のシグナルになります。
体温の上下幅には個人差があります。
まずは、基礎体温表をつけはじめ、自分の体の特徴を理解するところから始めましょう。

ポイント5:基礎妊娠力を向上させましょう

妊娠しやすい体質の人と妊娠しにくい体質の人がいるのは事実です。
一方で、どんな人でも今より妊娠しやすい体質へと改善できるのも事実です。
ちょっとして習慣の見直しや、日々の行動を気をつけることで妊娠の可能性を高められることができることを覚えておきましょう。

冷え性の改善

冷え性は妊娠の大敵となります。
妊娠は、排卵、受精、着床と複雑なプロセスがすべてうまくいく必要があり、各プロセスで様々なホルモンが重要な働きをしなければなりません。
冷え性の問題は、血流が悪くなることによって必要とされるホルモンが必要とされる場所に行き届かなくなってしまうからです。
これから妊活に励まれる人は、自分の体を冷やすことのないよう気を付けましょう。

食生活の見直し

質の良い食べ物を食べればあなたの体は健康になりますし、質の悪い食べ物を食べれなあなたの体は不健康になります。
妊活するのであれば、当然妊娠しやすくなる食べ物を摂るように気をつけなければなりません。

ストレスコントロール

妊活を頑張っていてもなかなか妊娠に至らないカップルがたくさんいます。
なかなか妊娠できないゆえに病院に行って検査を受けたとしても、不妊の原因がわからないこともあります。
こうした原因不明不妊の多くはストレスによるものでないかと推測できます。
強いストレスを受けると、女性は排卵機能に障害が出てきますし、男性は精子の質が悪くなると言われています。
ストレスをコントロールすることも妊活では非常に重要な要素となってくるのです。

ポイント6:専門医の助言に頼る

一定期間妊活を頑張っているにもかかわらず、なかなか妊娠に至らないカップルは一度病院で検査を受けてみると良いでしょう。
目安としては、妊活期間が6ヶ月以上経過している際は病院の検査を検討してみると良いかと思います。
明確な問題があり、専門医による処置が必要なケースでは何年パートーナーと妊活を頑張ったところで妊娠することはありえません。
状況に応じて、専門医を頼るようにしましょう。

ポイント7:気負いすぎない

妊活となると、気負いすぎることで逆に妊娠を遠ざけてしまう人が多くいます。
パートナーからのプレッシャーだったり、親からのプレッシャーだったり妊娠をめぐっては様々なストレスが存在します。ストレスは妊娠を遠ざけてしまいます。
あまり考えすぎてもいいことはないので、できるだけ前向きな気持ちで妊活にあたるように心がけましょう。
妊娠を望むのであれば、もちろん妊娠できるに越したことはないのですが、一方で結果的に授かれなかったということも十分考えられます。
子供を授かることと、幸せな人生を送ることは必ずしもイコールではありません。
大切なのは自分自身を受け止め、授かろうが授かろまいが自分らしく生きることです。

まとめ

繰り返しとなりますが、妊活は女性一人で頑張るものでなくパートナーである男性と頑張るものです。
そして、できるかぎり前向きにポジティブに妊活に当たることが妊娠の可能性を高めるということを肝に銘じておきましょう。