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基礎体温表は不妊治療における羅針盤!?基礎体温表の見方まとめ

基礎体温表は不妊治療における羅針盤!?基礎体温表の見方まとめ

基礎体温表は不妊治療中の人すべてにつけてほしいものです。
基礎体温表をつける意味、基礎体温表から読み取れることをまとめました。

基礎体温表とは?

基礎体温表とは、寝起き直後の体温の記録表を指します。
女性の体温は、生理周期に合せて0.3度~0.5度ほど変化することで知られています。
数ヶ月、基礎体温表を記録し続けることで、自分の体のくせが分かってきますし、病院で問診を受ける際には、非常に参考となる情報です。

基礎体温表から何がわかるの?

基礎体温の変動は生理周期と強い関連性があります。
基礎体温をチェックし続けることによって、自分の生理サイクルを把握することができます。
まずは、簡単に生理周期において自分の体の中でどのような変化が起きているかを理解しておきましょう。
女性の生理周期は、個人差はあれど大体27日~35日で1サイクルとなります。
1回の生理サイクルは、4つの時期に分けて考えることができます。

1:月経期

期間:約6〜7日
基礎体温:低温期
卵子と精子が無事出会って着床した場合には妊娠となる時期です。
妊娠しなかった場合は、受精卵の到着を待っていた子宮内膜が剥がれ血液と一緒に体外に排出されます。

2:増殖期(卵胞期)

期間:約6〜7日
基礎体温:低温期
卵巣の中にある卵胞が成長していく時期です。
排卵までの準備期といえます。

3:排卵期

期間:約5日
基礎体温:低温期から高温期(低温期+0.3度~0.5度)へ移行
卵巣内で成熟した卵胞から卵子が外に飛び出す時期です。
この時期が妊娠の可能性のある時期となります。

4:分泌期(黄体期)

期間:約11〜15日
基礎体温:高温期(低温期+0.3~0.5度)
受精卵の着床に備えて子宮の中をふかふかしたベッドのような状態にしておく時期です。
体調が不安定になる時期としても知られています。

排卵期を特定することで妊娠の可能性は大きく上がる

女性の生理サイクルの中で、妊娠可能な時期はわずか5日間程度しかありません。

妊娠可能とされている5日間

排卵日3日前から排卵日とその翌日の計5日間

この妊娠可能な5日間を特定する上で、基礎体温表をつけておくことが大きく役立つのです。
生理サイクルの中で、基礎体温がガクッと下がる最低体温日の前後が排卵日とされています。排卵日となるとガクッと下がった体温は高温に移行していくのが一般的とされています。
基礎体温を習慣的につけることによって大まかな排卵日の目安をつけられるようになります。

基礎体温が伝える妊娠のサイン

妊娠していない時の基礎体温は、排卵のタイミングで上がった後に再び下り生理がきます。
妊娠している場合では、排卵のタイミングで上がった体温が高温のまま維持されるといった特徴があります。
また、体温も通常の高温期以上に高くなる傾向があり、通常の基礎体温と比べ0.5度から1度ほど上るといわれています。
妊娠を機に体温が上がるメカニズムに背景には、プロゲステロンというホルモンの影響があります。
プロゲステロンは妊娠を継続させるために重要な働きをするホルモンとして知られています。
妊娠をきっかけに上った体温は妊娠12週目頃まで維持される傾向にあります。
12週目頃となると、妊娠を継続させるために必要な胎盤の形成が落ち着くことからプロゲステロンの分泌も落ち着いてきます。

妊娠しているのに体温がガクッと下がる日がある

排卵期によって上った体温は、妊娠していると基本的には妊娠12週目頃までは高温を維持します。
ただし、インプランテーションディップと呼ばれ、体温がガクッと下がるといった症状が見られる妊婦さんが一定数います。
体温がガクッと下がるタイミングは、着床のタイミングであると考えられており1日〜2日体温が下り、また高温に戻るケースが多いようです。
つまり、排卵期で上った体温がガクッと落ちた日があったとしても妊娠に至らなかったと考えるのは時期尚早です。2日〜3日様子を見られると良いでしょう。

基礎体温が上がらなくとも妊娠しているケースもある

妊娠をきっかけに高温期が維持される傾向というのは、あくまで一般的な話であり個人差のあるものです。
実際に、人によっては基礎体温に大きな変化がないまま妊娠、出産を迎える人も大勢いらっしゃいます。
基礎体温の上下で一喜一憂してストレスを感じるのも良くないので、あくまで参考情報として扱われると良いでしょう。

基礎体温以外から見られる妊娠初期症状

妊娠のサインとして見られる症状を妊娠初期症状と言います。
基礎体温の変化は妊娠初期症状の一つに過ぎません。
基礎体温の変化以外の有名な妊娠初期症状としては、以下のようなものがあります。

  • 吐き気
  • 食の好みの変化
  • 眠気
  • 腰痛
  • むくみ
  • 頻尿
  • 胸の張り

妊娠のメカニズム・プロセスは、非常に神秘的なもので、現代医療を持ってしてもその全ては解明されてはいません。
妊娠初期症状のでかたも、体質によって大きく異なりますので断片的な情報だけで判断することのないようにしましょう。
しかるべき知識を身に付けた上で、専門医の助言を仰ぐようにしましょう。

基礎体温に異常が見られる場合は病院に行きましょう

基礎体温をつけた結果、以下の症状に当てはまる人は病院での受診を検討されると良いでしょう。

生理周期が短すぎる

生理周期が22日以内の人は、頻発月経と呼ばれ卵胞が十分に成長しない傾向にあります。

生理周期が長すぎる

生理周期が39日以上となると、稀発月経と呼ばれ排卵に障害がみられるケースが多いとされています。

体温が低温期と高温期の2層にわかれていない

1生理サイクル内で体温の変化があまり見られない人は無排卵月経の疑いがあります。

基礎体温の測り方

朝、目が覚めてすぐの体温を測る必要があります。
体温計はより正確な体温を記録できることから、小数点第2位まで計測できる体温計が望ましいとされています。
体を動かしてしまうと体温が上がってしまうため正確な基礎体温表となりません。
寝る前に、体温計を枕元に置いておき起床後すぐに計測できるように準備しておきましょう。
体温は以下のステップで計測します。

1:目が覚めたら横になった体勢のまま体温計を加えます。
2:計測時は、舌の裏側にある筋の横に体温計が当たるようにします。
3:計測が完了したら、基礎体温表に記入します。

繰り返しになりますが、朝目覚めてすぐに計測することがポイントとなります。
日中の体温や、その日の活動状況、口にしたものなどの影響を受けてしまいます。

基礎体温を狂わす原因

以下のような行動は基礎体温に影響を与える可能性があることを覚えておきましょう。
体温の変化が体質的なものであるのか、特殊事情によるものなのかを区別することは重要なことです。
・不規則な起床時間
・4時間程度の低時間睡眠
・前日のアルコール摂取

まとめ

基礎体温表は、排卵日の予測にも使えますし、自身の体の変化に気づくこともできます。
病院で問診を受ける際も、基礎体温表をつけておくと医師が患者さんの状況を判断する上でとても役に立つ情報となります。