あなたの不妊はストレスが原因かも?
ストレスによって様々な病気が誘発されることはよく知られています。
過度なストレスが不妊の原因となってしまうケースは沢山あります。
有名な症状としては、ストレスによる排卵障害です。
強いストレスにより、排卵を促すホルモンの分泌指令がうまく機能せず、排卵が起こらなくなってしまう病気です。
どうやってストレスをコントロールしたらいいの?
パートナーとのコミュニケーション
不妊治療は一人で頑張るものでなく、パートナーと協力しながら頑張るものです。
妊娠したいと思う気持ち、不妊治療を受ける心構えには、どうしてもカップル間で一定の温度差が出てきてしまいます。
大切なのはネガティブな感情を抱いた時は、感情を抑え込まず、オープンにお互いの思っていることを伝え合うことです。
相手への気遣いから、よかれと思って何も言わなかったりすることが、かえって逆効果になることもあります。
例えば、妊娠を期待することが女性へのプレッシャーになると考え、男性が無関心を装うようなケースです。
よかれと思いとった行動ですが、女性によっては、一人で不妊治療と戦っているような孤独感を感じるのです。
相手への思いやりを持ちながら、素直に自分が思っていることを伝え合うことを心がけましょう。
適度な運動
適度な運動をすることで、筋肉の緊張をほぐすことができます。
筋肉の緊張をほぐすことによって、血糖値や血圧値を下げるといった効果に加え、精神が安定してくるといった効果が期待できます。
運動の中でも特に、ジョギングやウォーキング、サイクリングといった一定のリズムで体を動かす運動が良いとされています。
適度にリズムのある運動は、精神のバランスを整える神経物質の一つである「セロトニン」を生成できるからです。
同じように不妊治療を受けている人との交流
不妊治療を受けている人にしか分からないこと、相談できないこともあるのではないでしょうか。
今の世の中では、ネットが普及したことによって匿名で同じような境遇の人と情報交換をしたり相談したりすることもできます。
なかなか身近な友人などには相談しにくいということであれば、ネットを活用してみるのも良いでしょう。
趣味の時間を確保
人間は何かに夢中になっている時は、ストレスを感じない仕組みになっています。
あまり妊娠のことばかりを思い詰めても仕方がないので、定期的に趣味の時間を確保するよう心掛けると良いでしょう。
まとめ
ストレスは意外に自分の知らないところで体に負担をかけていたりします。
不妊治療に限ったことではないですが、健康な状態をキープするためにはストレスのコントロールが非常に重要です。
心に余裕を持ちながら、前向きに不妊治療を受けられるようにパートナーと協力しましょう。