妊娠しやすい人はどんな体質?

妊娠しやすい人とは、どのような人なのでしょうか。
妊娠しやすい人の体質や特徴を確認して、変えられるところは改善できるようにしましょう。

妊娠しやすい人

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年齢が適齢期人

妊娠において女性の年齢が重要なことはよく知られています。
生理の安定する20歳頃から30代前半が一番妊娠しやすい時期です。
その中でも最も望ましいのは、20代の前半といわれています。
どうして年齢が重要かというと、卵子の質が関係しています。
女性は、生まれたときから一生分の卵子を持っているので、卵子の年齢は女性の年齢と同じとなります。
年齢を重ねるほど卵子の質が落ちていき、妊娠しにくい状態になってしまうのです。

通常体型の人

体型は、やせ過ぎも太りすぎもよくありません。
やせ過ぎている場合、人間の体は生殖活動よりも生命の存続を優先します。
体が妊娠のことを考えている場合ではないと判断してしまうため、生理が来なくなるなどの影響が出ます。
太り過ぎている場合も、妊娠の確率は下がります。
特に多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)という病気になってしまっている人は注意が必要です。
症状が重ければ、卵胞が育たずに排卵ができない状態になってしまいます。
妊娠できたとしても、早産や流産の確率が上がってしまいます。
このようなリスクを避けるためにも、BMIで標準値とされる18.5以上25未満になるように調整しましょう。

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生理周期が安定している人

生理の周期が安定していることは、妊娠にとってはとても大切です。
ホルモンバランスが崩れてしまっていたりすると、生理周期にも影響して安定しません。
過度なストレスを避けて、規則正しい生活をしていることが必要です。

基礎体温の周期が安定している人

女性の基礎体温には、低温期と高温期があります。
低温期と高温期の理想的な温度差は、約0.3〜0.5とされています。
生理から排卵がある頃あたりまでが、温度の低い低温期です。
排卵頃から生理までが、少し温度が上がる高温期です。
妊娠しやすい人の毎日の基礎体温を表にすると、低温期と高温期がはっきりと分かれています。
高温期の長さも重要で、12〜14日間続く状態が理想です。
あまりに高温期が短いと、黄体機能という妊娠をサポートする機能が弱いと予想されます。
黄体機能が弱いと、妊娠しにくかったり、妊娠を継続させることが難しくなります。

冷えに強い人

妊娠しにくい人で、冷え性の人は多いです。
そのため、冷えに強い人は、妊娠しやすい人といえます。
はっきりと原因がわかっているわけではないですが、冷え性だと妊娠しにくくなることには関係があるとされています。
妊娠を望む場合、できるだけ体を冷やさないことが重要です。

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ストレス耐性が強い人

過度なストレスは、ホルモンバランスに大きく影響します。
ストレスに強く、影響を受けにくければそれだけ妊娠しやすい人といえます。
ストレスを溜め込まないことも重要で、発散できるようにできることが望ましいです。

まとめ

妊娠しやすい人は、端的にいえば心身共に健康で生理や基礎体温が安定している人です。
年齢の問題は大きく関係してきますが、同しようもない部分でもあります。
適齢期を過ぎている人などは、早めに不妊治療に取り掛かるなどの対策をして後悔しないようにできると良いでしょう。

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