不妊治療、はじめての診察って何するの?どんな感じ?

不妊治療に欠かせないのは、しっかり病院に行って不妊の原因を特定することです。
不妊治療の最初の診察ではどのような検査をするの?どれくらいの時間がかかるの?費用は?気になるポイントをわかりやすくまとめました。

病院に行くのはなんとなく怖いもの

「恐怖はつねに無知から生じる」By エマーソン


はじめては何でも不安になるものですね。
不妊治療の初診・・・いったいどんな感じなんでしょう?
色々な不安がつきまといます。
でも大丈夫です、恐怖は知らないから怖いんです、不安なんです。
事前にしっかり診察内容を確認しておくことで、きっと不安もなくなるでしょう。

初診の流れ

1:診察の予約をします

不妊外来では、予約制を取っているところが多いので事前に診察の予約を取っておきましょう。
診察そのものにかかる時間は30分前後ですが、診察前に数時間待たされる病院もあるのでスケジュールは余裕を持って確保しておきましょう。

2:必要な持ち物を持って病院に向かいます

診察の際は、内診があるところが多いので、スカートなど脱ぎやすい服装がお勧めです。
必要な持ち物
・健康保険証
・現金
初診時の費用の目安は5000〜20000円が目安となります。
・基礎体温表
必須ではないですが、診察時に手元にあると有益な参考情報になります。

3:問診

診察前に記入した問診表をベースに医師からの質問を受けます。
プライベートなことに関する質問も含まれますが、正確な情報の提供なくして医師からの適切な治療は期待できません。
質問に対しては、恥ずかしがらずに正確に答えるよう心がけましょう。

医師から聞かれる質問

受診理由


月経の様子
・初潮年齢
・最近の月経の様子
・最終月経の日にち
・月経の周期


妊娠経験
・妊娠・出産・中絶経験


セックスの様子
・頻度
・タイミング


病気
・過去・現在かかったことのある病気
・手術経験
・服用中の薬
・家系の病歴

4:内診

下着を脱いだ上で、内診台にあがり内診を受けます。
医師の手によって直接、膣・子宮・卵巣の状態をチェックします。
緊張して力んでしまうと痛みを感じることもありますので、できるだけリラックスするよう心がけましょう。

5:超音波検査

内診が終わると超音波検査に移行します。
膣から棒状の器具を挿入し、子宮・卵巣の状態に問題がないかを検査します。
膣内の状態によっては、おりものの細菌検査、クラミジア・淋菌の検査、子宮ガン検査をあわせて行います。
内診のとき同様、痛みを感じないためにはとにかくリラックスすることが重要です。

6:採血

初診時に行う血液検査の種類は病院によって異なりますが、一般的なケースでは感染症検査、ホルモン検査を行います。

まとめ

不妊治療にあたる際の初診を受けるイメージが湧きましたでしょうか?
内容を事前に知っておくことで、それなりに不安も払拭できたのではないでしょうか。
診察時間はおよそ30分程度ですし、診察を受けることにより如何なる結果が出るにせよあなたの不妊治療は確実に一歩前進する形となります。
妊娠に不安のある方は早めに是非一度受診してみてください。