排卵日を特定するには検査薬がいい?

排卵日を知るために検査薬を使うことがあります。
検査薬はどのように排卵日を特定することができるのでしょうか。
詳しく見ていきましょう。

排卵日を特定する

排卵日 特定

排卵日を特定して妊娠しやすくする

妊活をしているときには、ある程度の排卵日の特定は重要です。
精子と卵子には、寿命があるためタイミングを見計らって妊娠確率の高い時に性交を持つことができるからです。
通常は射精された精子は女性の体の中で、2日程度しか生きられません。
卵子はもっと短く、1日程度で死んでしまいます。

異常があれば病院へ

排卵日を特定するためには、女性は自分の体をよく観察することになります。
その結果、なにかしらの異常の兆候を掴むことがあります。
明らかな異常や適正値から離れた結果が出た場合、できるだけ専門の医師に相談するために病院に行くようにしましょう。

排卵日を予測する方法

排卵日 予測

基礎体温の記録

排卵の周期を掴むためには、基礎体温の測定は欠かせません。
妊活においては、誰でも行っている基本中の基本ともいえます。
毎朝目覚めて起き上がったりといった運動をする前に、専用の体温計を使って基礎体温を測ります。
理想的な女性の生理周期においては、低温期と高温期を約0.3~0.5度の間で繰り返しています。
生理が始まってから排卵までが低温期で、排卵後は体温が上がる高温期となっています。
排卵日の予想は、基礎体温が少し上がって高温期になった頃となります。

頚管粘液の観察

排卵日が近くなると、子宮口付近には粘り気の強い頚管粘液が多く分泌されます。
この頚管粘液を自分で調べることで、排卵日の予測に役立てることができます。
指で絡め取った頚管粘液を伸ばした時に、10cm以上伸びるようなら粘り気が出てきているといえるようです。

排卵検査薬について

排卵日 検査薬

排卵検査薬とは

排卵のメカニズムは、ホルモンが強く作用して起こっています。
排卵の前になると黄体化ホルモン(LH)が大量に出されます。
この現象をLHサージといいます。
排卵検査薬では、尿に含まれるLHの量を測って排卵が近いことを検知します。
LHサージを検知してから約34~38時間後に、排卵があるとされています。

日本製と海外製

排卵検査薬には、日本製と海外製があります。
どちらも同じ仕組みで検査ができます。
違いとしては、海外製品の方が値段がかなり安いということです。
しかし、説明書などは日本語でないため、初めは日本製品を買ったほうがいいかもしれません。

排卵検査薬を使うタイミング

排卵日 検査薬 タイミング

排卵検査薬での検査を始めるのは、生理開始予定日の17日前からとされています。
その日から毎日10〜20時の間に1日1回の検査をします。
排卵日が近づいていて、より正確に検査したい場合、1日2回検査をしてもいいかもしれません。

排卵検査薬の使い方

排卵検査薬では、尿を採取して検査をします。
適量をきれいな容器に入れたら、検査薬を浸します。
線が書いてあるはずなので、そこまで浸かるようにします。
その後、結果を読み取ります。

まとめ

排卵日の特定は、基礎体温の測定などから始めるのが一般的です。
その情報と合わせた上で、排卵検査薬を使って排卵日を特定します。
しっかりと掴むためにも、排卵検査薬は惜しまず使って陽性の反応を逃さないようにしましょう。

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