排卵日を計算して効果的に妊活をしよう!

妊活をするときに重要となるのが排卵日の計算です。
排卵日をしっかり掴んで効率的に妊活を進めていきましょう。

排卵日について

排卵日 検査

ホルモンのはたらきで排卵が起こる

排卵と生理が周期的に起こるのは、女性の脳からホルモンが放出されることが起点になります。
脳の視床下部から下垂体が刺激されて、さまざまなホルモンが放出されることによって、排卵が起こるのです。

排卵日計算の重要性

妊娠をしたいときに、排卵日の計算はとても重要です。
それは、精子と卵子が長くは生きていられないことにより、タイミングをみて性交を行う必要があるからです。
通常は精子の寿命は、2日程度といわれています。
それに対して、卵子の寿命は1日程度しかありません。
排卵日は周期的に来るものなので、性交をすればいい日がわかり、効率的に妊活に取り組むことができるのです。

排卵日の計算方法

排卵日 計算

オギノ式

大正時代からあり、とても古い歴史がある排卵日の計算方法です。
オギノ式の考え方は、生理の予定日からマイナス12〜16日した日が排卵日だという考え方です。
排卵日がズレることを想定していないですし、個人差があることを考慮しなければいけません。
その点を踏まえて、参考程度に計算してみるのが良さそうです。

基礎体温

排卵日 基礎体温

排卵の周期を掴むためには、基礎体温の測定が基本といえます。
妊活に取り組む時に、必ずといっていいほど基礎体温の測定は行われます。
測定の方法は、朝に目覚めてすぐに、婦人体温計という目盛りの細かい体温計を使って測ります。
その時注意しなければいけないのが、目覚めてから起き上がったり寝返りをうってもいけません。
少しでも動くと、基礎体温に影響を与えてしまうのです。
女性の生理周期では、低温期と高温期が約0.3~0.5度の間で定期的に動いています。
生理が始まってから排卵までが低温期、排卵後から生理が始まる頃までが高温期です。
低温期から高温期に移行したあたりに排卵が起こると計算できるのです。

排卵検査薬

排卵日 排卵検査薬

排卵のメカニズムは、ホルモンが強く作用して起こっているのは、先程述べたとおりです。
具体的には、排卵の前になると黄体化ホルモン(LH)が多く出される、LHサージという現象が起きます。
排卵検査薬が反応するのは、LHサージにです。
LHサージを検知してから約34~38時間後に、排卵があるとされています。
排卵検査薬は、毎日同じ時間に検査をした方が良いです。

頚管粘液

排卵日が近くなると、子宮口付近には頚管粘液が多く分泌されます。
この頚管粘液を自分で調べることによって、排卵日の計算に役立ちます。
頚管粘液は、排卵日が近づくと多く分泌され粘り気を持ってきます。
人によって個人差がありますが、人差し指と親指の間で伸ばした時に10cm以上伸びるようなら粘り気が出てきているといえるようです。

まとめ

排卵日の計算はいろいろな方法で行なえます。
複数の方法で並行して行うことができれば、より正確な計算ができます。
そこまで難しくはないので、妊活に取り組む人はぜひ試してみて下さい。

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