不妊症というより不育症の人も多い?

社会全体で結婚する時期が遅くなってきたこともあり、不妊治療は一般的になってきました。
不妊に取り組む人が増えている中で、思いのほか多いのが不育症です。
妊娠はできるのに、出産までたどり着くことが出来ずに、流産や死産になってしまうことをいいます。

不妊症ではなく不育症かもしれません

不妊治療を行っている方の中で、多くの方が悩まされているのが不育症です。
不妊症というのは、妊娠をしたくてもできないことです。
一方で、不育症というのは、やっとのことで妊娠できたとしても、胎児がうまく育たないことです。
育つことができずに、妊娠の途中での流産や死産を繰り返してしまうのです。

原因を探るために行われる検査は、夫婦の染色体検査や、免疫学的検査です。
染色体検査というのは、卵子や精子の遺伝子に問題がないかを調べます。
免疫学的検査というのは、女性の体内で、射精された精子を受け付けないことがないかなどを調べます。
現状は、標準的な検査や治療方法が特にありません。
あの手この手を使って調べはするのですが、残念ながら多くの場合は原因を突き止められません。
原因がわからないのに、うまくいかないことが続くので、不育症になってしまった方の精神的な苦痛は計り知れません。
不妊治療を頑張ってやっと妊娠できたとしても、流産や死産になってしまうので、原因を知りたいと強く思う気持ちはよくわかります。
しかし、しっかりと検査を行っても、原因がわからないことが多いので途方にくれてしまいます。
原因がわからないと、うまく対策をとることができないのでとても困ってしまいます。

不育症の原因はわからないので出産はできない?

事実として、不育症の原因を突き止めるのは難しいです。
しかし、そのような難しい状況の中でも、検査や治療を続けて諦めずに妊娠できるように頑張る方もいます。
原因がわからなくても、そうした前向きな想いで取り組んで、子どもを持つことができる人たちもたくさんいます。
無理をしてまで頑張り続けることはないと思います。
しかし、やはり何にも代えがたい我が子を授かるという、奇跡とも言える素晴らしい出来事を実現させる喜びはこの上ないものです。
心身ともに疲れてしまった時は、ひと休みして休息をとり、もう一度頑張ってみてはいかがでしょうか。