体外受精で妊娠できる確率
確実に妊娠できるわけではない
不妊治療は確実に妊娠できるものではありません。
現実的には、時間もお金もかかりますが、良い結果がでないこともよくあります。
体外受精を受ける方の中には、確実に妊娠できると思っている方がいます。
絶対に妊娠できると思っているので、妊娠できなかった時は、驚かれることがあります。
妊娠が成立しなかった理由は、わからないことが多いです。
絶対に妊娠できると思っている方は、原因がわからないと、そのことに対しても納得がいかなくなってしまいます。
労力に見合った結果を得られないこともある
不妊治療には多くのお金がかかります。
痛い思いもすることもあります。
仕事を休んで、治療に時間を使うということもあります。
子どもを授かるために、夫婦で協力して、いろいろなことを我慢しながら取り組んでいかなければいけません。
そういった大変な労力が必要となるにも関わらず、結果的に原因がわからず失敗してしまうのです。
頑張っているにも関わらず、失敗の原因がわからないので、途方に暮れてしてしまう気持ちはよくわかります。
いらだちや悲しみもあることでしょう。
特に流産や死産を経験した方の気持ちを考えると、とても辛いことは容易に想像できます。
医者は原因を掴みたいと思っていても、まだまだわからないことがあるので、的確な情報を提供できないこともあるのが現状です。
現場で働く医師の感覚でも、体外受精での妊娠の成功率は、おおよそ30％弱といったところだそうです。
不妊治療は新しい命を授かるという、神の領域ともいえるところに踏み込んでいます。
人間の力の及ばないところでの取り組みとなるので、解明するには時間がかかります。
そう考えると、原因がわからいのも仕方がないのかもしれません。
現代の医療をもってしても、とても難しいのです。
妊娠の成功率を高めるにはどうしたらいい？
不妊の原因はわからないことが多いといいました。
そんな中でも、はっきりとわかっている効果的なことがあります。
効果的なことは、ストレスがかからない方が、妊娠する可能性は高まるということです。
例えば、仕事をしながら不妊治療に取り組んでいた方が、休暇を取って旅行に行ったら妊娠するというようなことがあります。
急に妊娠した理由は、やはりストレスから開放されたからと考えられます。
妊娠したければ、ストレスを少なくして、快適な生活を送ることが重要となります。
