なぜ冷え性が不妊の原因になるの?
妊娠する為には、たくさんのホルモンがしっかり仕事をする必要があります。
例えば、妊娠に欠かせないプロセスとして女性がまず排卵を起こす必要があります。
この排卵というプロセス一つとっても黄体化ホルモン(LH)というホルモンがしっかり仕事をしなければいけません。
冷え性が不妊の原因となるのは、妊娠に必要不可欠なホルモンの循環を妨げるからです。
ホルモンは血流にのって全身に供給されますが、冷え性の人は血流が悪くなることからホルモンが行き渡らず排卵障害といった不妊の問題を引き起こします。
わたしって冷え性なの?
手足、お腹、お尻が常に冷たいといった症状のある人は冷え性と言えます。
冷え性はどうしたら改善できるの?
適度な運動
負荷が高過ぎず、手軽に始められる運動は体もあったまり血行が良くなるのでオススメです。
30分程度のウォーキングでも十分な効果が期待できます。
早寝早起き
不規則な生活習慣は、体の正常なバランスを崩してしまうきっかけとなります。
睡眠をしっかり確保できるよう、できるだけ早くベッドに入りましょう。
朝は早く起き、晴れている日には日光を浴びましょう。
温かい食事の摂取
冷たいものを口から入れることによって体は想像以上に冷えてしまいます。
例えば、アイスなどを食べている時に冷たいと感じるのは食べている時の一瞬ですが、口から入ったアイスはそのあとも体を冷やし続けます。
飲料水もできるだけ常温を心がけましょう。
また、体を温める食材をできるだけ日常的に摂取できるよう工夫をしてみましょう。
半身浴
入浴する際には、半身浴が効果的となります。
38度ぐらいのぬるめのお湯に30分程度浸かると、体はかなりあったまります。
じわじわと汗をかくことで、体内に蓄積された余分な成分を外に出す効果も期待できます。
入浴中には、頭皮や足をもみほぐすことによって血行が良くなり、さらなる効果が期待できます。
服装に気をつける
手首、足首、首元を冷やさないような服装を心がけましょう。
靴下をはかないと足元から冷えてしまうので、注意が必要です。
首元は、ストールなどを巻くことによって体温を下げずにすみます。
また、体を締め付けるような服装は血行が悪くなる原因となるため、気をつけましょう。
まとめ
冷え性は、血流を悪くし、妊娠に必要なホルモンの供給を妨げます。
毎日の何気ない努力、工夫があなたの体を温め、血流を良くし、妊娠の可能性を高めるということを肝に銘じておきましょう。