生理によって自分の体調を知ろう!

生理は女性にとって、わずらわしいことかもしれません。
しかし、生理によって、体調や病気をチェックすることが出来ます。
日頃から生理に異常がないことを確かめて、妊娠しやすい体を維持しましょう。

生理に問題がないかチェック

生理 チェック

生理は自分の体を知るバロメーター

生理は通常は毎月くるものです。
生理がくる周期や様子をチェックすることで、自分の体調を知ることが出来ます。
女性は、生理をただのわずらわしい出来事と捉えてしまいがちです。
しかし、うまく付き合っていけば、自分の体を知ることができる大切なバロメーターとなります。
特に、妊娠を望む方にとっては、とても重要な情報を得られます。
自分の生理をよく観察して、正常かどうかを確かめてみると良いでしょう。
不妊治療に取り組む高齢の方は、より注意深く観察する必要があります。

こんな状態なら要注意

生理 苦痛

目安としては、3ヶ月間生理がないようなら問題があるかもしれません。
逆に、月に1回以上で、頻繁にきたり、不正な出血がある場合も注意が必要です。
生理に異常がある方は、何かしらの病気になっている可能性もあります。
病気でないにしても、不妊の原因になっているということも考えられます。

また、思春期や高齢になってくると、ホルモンバランスが安定しません。
生理に深くかかわっているホルモンバランスが安定しないため、異常が出てくるということもあります。

症状によって疑われる病気

生理の不順や異常から疑われる病気があります。
症状があるからといっても、確実に病気になってしまっているとは限りません。
しかし、兆候がある場合は、大きな病気の可能性もあるため注意が必要です。

生理 病気 疑い

子宮内膜症

子宮内膜とは妊娠に備えて子宮内にできる膜のことです。
ホルモンの働きによって子宮内膜は作られ、妊娠していないと剥がれ落ちて体外に排出されます。
これが通常は月に一回起こる生理です。
子宮内膜症は、子宮外にもその膜が作られてしまうという病気です。
兆候は、生理痛が酷くなる、血の塊が出る、出血量が増えるなどです。

子宮頸がん

命にかかわる病気である、がんの兆候として出ることもあります。
生理周期とは違うときに、出血があると子宮頸がんの可能性もあります。
出血が長く続く場合は、子宮頸がんである疑いが強くなります。

生理不順や異常がある場合の対応

医師 診察 生理

日本では婦人科の健診率が低い

世界的にみると、日本での産婦人科の健診率は低いといわれています。
産婦人科に心理的な抵抗感があるようです。
産婦人科に行って診察を受けることは、恥ずかしいという気持ちがあったりして、気が進まないためと考えられます。

異常があれば病院に行きましょう

生理が不順だったり、多い少ないなどの異常が見受けられる場合は、すぐに病院で診てもらうことをおすすめします。
自分では気付かなくても、大きな病気を患っている可能性もあります。
子どもが欲しくて、高齢の方は特に詳しく診てもらったほうが良いでしょう。
思わぬ不妊の原因が見つかるかもしれません。

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まとめ

女性は、日頃から生理をチェックしておくことで、さまざまな兆候を掴むことが出来ます。
病気になっている可能性や、その時の体調なども生理で確かめられます。
不妊治療に取り組む際も、異常をいち早く察知するように心がけると良いでしょう。
異常がわかれば、対処も的確に行える可能性は高まります。
不妊治療に取り組む方は、高齢の方が多いです。
時間にも限りがあるので、生理に問題があるのであれば、すぐに医師の診察を受けてみることをおすすめします。

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