排卵日を予測するにはどうしたらいい?

排卵や生理は周期的に繰り返しています。
排卵日の予測はどうしたらできるのでしょうか。
詳しく見ていきましょう。

排卵日について

排卵日 疑問

ホルモンのはたらきが排卵のカギを握る

排卵と生理が起こるのは、脳の視床下部を起点としています。
視床下部からホルモンが放出されることによって、最終的に卵巣が刺激されます。
そこで、卵胞が育ち、やがて卵子を排出する排卵が起こります。
排卵と月経はセットになっていますが、ホルモンのバランスが崩れてしまうと周期が狂ってしまいます。
極度のストレスや疲労、体調不良には気を付けて、ホルモンバランスを崩さないようにしましょう。

排卵日の予測

妊娠をしたいときに、排卵日の予測は重要な意味を持ってきます。
排卵日を予測しようとすると、自分の体を観察することになります。
時にはそれまで気付いていなかった、異常を見付けることがあるかもしれません。
排卵日がある程度予測できる場合、妊活にとってはいうまでもなく有効です。
精子も卵子も長くは生きていられないため、タイミングを見計らって性交をする必要があるからです。

排卵日の予測方法

排卵日 予測 方法

オギノ式で計算する

大正時代からあり、とても古い歴史がある排卵日の計算方法です。
オギノ式の考え方は、生理の予定日からマイナス12〜16日した日が排卵日だという考え方です。
排卵日がずれることを想定していないですし、個人差があることを考慮しなければいけません。
その点を踏まえて、参考程度に計算してみるのが良さそうです。

基礎体温を測定する

妊活に取り組む人は、まず基礎体温の測定から始めることが多いです。
女性の基礎体温は、体温の低い低温期と体温の高い高温期を周期的に約14日毎繰り返しています。
低温期と高温期の温度差は、約0.3~0.5度が適温とされています。
低温期は、生理が始まってから排卵までの時期です。
高温期は、排卵があってから生理までの時期です。
基礎体温が正常に入れ替わっている場合、低温期の終わり頃に排卵日があると予想されます。

排卵検査薬を使って確認する

排卵日 検査薬

排卵検査薬は、排卵が近くなった時に起こるホルモンの変化を検知します。
女性の体では、排卵の前になると黄体化ホルモン(LH)が大量に分泌される、LHサージという現象が起きています。
このLHサージが起こっている場合、約34~38時間後に排卵が起こっています。

頚管粘液を調べる

子宮口の近くには、頚管粘液というものが分泌されます。
排卵日が近づくと、この頚管粘液が多く分泌され粘り気が出てきいます。
人によって個人差がありますが、人差し指と親指の間で伸ばした時に10cm程度伸びるようなら排卵日が近いといえるようです。

超音波検査を受ける

排卵日 超音波検査

病院で行う、超音波検査によって排卵日の予想ができます。
超音波検査では、卵胞の大きさによって排卵日を予想します。
一般的に卵胞は、18〜22mmの大きさまで育つと、排卵をします。
排卵後には、卵胞が消えていたりする場合、排卵の兆候として捉えることができます。

まとめ

妊活において、排卵日の予想はとても大切です。
タイミングをみて性交を行うこともそうですし、異常が見つかることもあります。
いくつかの方法を試して、できるだけ精度の高い排卵日の予想をするようにしていきましょう。

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